2006年02月

2006年02月27日

フィンランド旅行_その3

レヴィの2日目の夜は、「オーロラディナー」と書かれていた。
ディナーを食べながら、順番にオーロラをチェックし待つのだ。
この日初めてトナカイに肉を食べるのだが、オードブル程度で
味もよくわからなかった。
とりあえず高級らしい。
こんな感じの素敵なレストラン。
フィンランドはキャンドルの消費量がとても高いそうで、
ここも、本物のキャンドルの灯りがとても奇麗だった。
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そして肝心の天気は曇り。
遠くの町の灯りが雪に反射して、時々「あれはオーロラでは!」と
盛り上がってはがっかりする・・・
この日はホテルに帰ってから近くの視野の広い場所までオーロラを見に行く。
寒さと空腹と眠気でじっとはしていられない。
仕込んだホッカイロは凍って、ホテルに帰ると復活する始末で役にたたない。
この日も結局見れなかった。
少し焦りはじめる。
残るチャンスは明日の晩のみ!!

次の日はロヴァニエミに移動。
だいぶ待ちに降りて来た感じ。
この夜は「moimoi号」でオーロラの見えそうな場所まで行く。
ホテルのロビーには「モイモイ号、今日出ます。」と日本語で書いてある。
現地のガイドさんが言っていたが、ツアーでオーロラを見に来るのは
ほとんど日本人らしい。
この日も、他のツアーの人達と一緒になって、クッキーをいただいたり、
ウインナーを焼いたりしながらオーロラを待つ。
で、
出ました!!

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よくわからない写真ですが、撮った写真は真っ黒で、あとで色を補正したら
この程度見えて来ました。
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これは一緒のツアーの女の子が三脚を立てて撮ったもの。
きれいな写真を撮るのはなかなか難しい。
この日、10時頃、素人では気がつかないくらいの青い筋が1本出て大騒ぎになる。
これで見たと言うには寂しすぎると話しながら、11時頃。
急にパッーとオーロラが出始め、見る見る濃いカーテンになる。
みんな半狂乱で通りがかった車に向かって『ライト消せー!!』とか、、、
ちょっと恥ずかしい日本人らしい行動だったりする。
なにより喜んでいたのは他のチームのガイドさん。
かなりのプレッシャーだったらしい。大変なお仕事である。。。
兎にも角にも。美しい物でありました。

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これは、モイモイ号のオーロラ観賞に参加して、オーロラが見れた時に出る
証明書。良い記念になりました。


続く

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2006年02月21日

フィンランド旅行_その2

楽しかったフィンランド旅行の話を犬ゾリから始めてしまったのは、一番写真があったから。
ただ、肝心なソリの乗っている写真は私は操縦していた為、前に座っていた母のカメラにしか入っていない。
そしてその写真はまだ送られてこないので、本題のオーロラのおはなしから・・・(あくまでメインです)
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この3箇所が今回のツアーで訪れた場所。
まずはレヴィに2泊。
お部屋はこんな感じ。
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ロフトがついて山小屋みたいな可愛い部屋だったが、ベットが小さいのに驚いた。
スキー客が多いのに、こんなんで外人は寝れるのどろうか・・・
部屋にはサウナもついていてなかなか快適だった。

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レヴィに着いてその夜、早速オーロラ観賞に挑戦。
日本から飛行機で9時間。着いたその夜にオーロラ観賞できる事もフィンランドが人気な理由らしい。
雪道を80kmは出ていたと思う。さすがである。
着いたのは犬ゾリ、トナカイゾリの場所でもあるトナカイ牧場。
視界になにもないだだっ広い場所である。

いきなり出迎えてくれたのが、まだ六ヶ月だと言う、ハスキーのヒロ。
私たちが到着した時は繋がれてはおらず、いきなり走り寄って来た。
もちろん私が一番最初にヒロを受け止めたが、嫌いな人はかなり怖かったのだろう。
すぐに繋がれてしまった。。。
待っている間、ビスケット、コーヒー、紅茶、ホームメイドジュース(ホット)、そしてサーアモンのスープは本当に美味しかった。
肝心なお天気は曇り。オーロラどころか星も見えない。。。
「まぁ、仕方なによねぇ」
初日なので余裕である。


続く

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2006年02月15日

フィンランド旅行_その1

2月8から13日まで、フィンランドに行ってまいりました。
母の友人の友人の添乗員さんが会社からご褒美で好きな所に行ってよいと言う事で組まれた
特別なツアーらしい。本当は父と母が参加していたのだが、父が行けなくなって、キャンセルできないので私の所に話がまわってきた。
ハルとルナは実家で父とお留守番。
いつも行き当たりばったりで、しかも今回は自分で選んだ旅行ではなかったので、たいして
下調べもしなかった。ただただオーロラが見れればいいなぁと・・・

全体を通してとても楽しい旅行だったが、帰ってから写真を見ると、なんだか犬の写真ばかりになってしまった。
まずは一番楽しかった「犬ぞり」から。
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100匹はいるという犬達には、一匹づつ名前のついた犬小屋があった。
その犬達のボスが、でっかいピレネー。
実は私はずっとセントバーナードだと思っていた落ち込み
ピレネーは白いものだと思い込んでいたので、「さすが寒い所のコは毛がふかふかだねぇ」
なんて言っていたら、ガイドさんに「アレがボスのピレネーですよ」って言われてしまった。
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みんなカッコイイ!!
どのコも人なつこくて、けして噛んだりはしない。
ソリに乗るのに、もこもこのジャケットの上から、さらにつなぎを着る。
ソリの準備を始めると、犬達は走りたくてたまらないように鳴きはじめる。
スタッフの人が、犬をつないでは離ししながら準備を進める。その日の犬の体調や、相性で組み合わせや順番を考えるのだろう。
ソリは基本的には2人組で、一人が前に座り、一人は操縦する(ブレーキを踏むだけだが・・・)
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いったいこの犬たちの肉球はどうなっているのかと不思議に思う。
フィンランドは寒いというより痛い。この日の気温はわからない。-20°C くらいだろうか・・・雪はパウダースノウで、手にとってもさらさらしている。
湖を抜けて、森に向かうコースはダイヤモンドダストがキラキラいている。
たった4頭の犬たちで、大人2人が乗ったソリを引くのである。
まぁ、犬達の興奮ぶりをみれば心配にはならないのだが・・・

続く

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